現地時間12月12日に行なわれたベルギー・リーグ第18節で、三笘薫が所属する首位のユニオン・サン＝ジロワーズは、７位のメヘレンとホームで対戦。２‐０で快勝を飾っている。

　２試合連続のスタメン出場で、主戦場である３‐５‐２の左ウイングバックに入った三笘は35分、左サイドでフリーとなり、パスを受けるとワンタッチ目で持ち出し、左足でグラウンダーのクロス。相手DFとGKの間を抜く鋭いボールを送り込み、主砲ダンテ・ヴァンゼールの先制ゴールを見事にアシストしてみせた。

　この先制点の場面を伝えたクラブの公式ツイッターは、「ミトマからヴァンゼールへの素晴らしいパスだ」とそのアシストを称えている。

その後も積極的な攻め上がりで何度かチャンスを構築した日本代表MFは、欧州のデータサイト『Whoscored.com』によれば、チームトップのドリブル２回とパス成功率80パーセント（スタメン組のみ）をマーク。インターセプト３回に、チーム１位のシュートブロック２回と、守備でも奮闘した。

　同サイトによるレーティングは、２点目を決めたMFテディ・テウマの8.15点に次ぐ8.09点と、ハイスコアをマークした。

　すっかり板についてきた左ウイングバックで、文字通り攻守両面で躍動した三笘。もはやチームに不可欠な存在だ。

ユニオンのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズの日本代表MF三笘薫は、12月3日のリーグ第17節シント＝トロイデン戦（2-1）でフル出場したなか、相手5人とマッチアップしているような構図のワンシーンをクラブの公式SNSが投稿し話題を集めている。