レアル・マドリードのフベニールB（U-18相当）に所属する17歳MF中井卓大が自身の公式SNSを更新し、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ベルギー代表MFエデン・アザールらとともに、トップチームの練習に参加している1枚の写真を公開した。豪華メンバーの中でトレーニングに励む姿に、ファンからは反響が寄せられている。

“ピピ”の愛称で知られている中井は、2013年に9歳でレアルの下部組織に入団。加入後から順調に昇格し、今季からフベニールB（U-18相当）に所属しているが、昨年8月に開催されたフベニールA（U-19相当）の選手が出場するUEFAユースリーグに“飛び級”で登録された。

　卓越した能力に対する評価は高く、昨年10月の国際Aマッチウィーク中には、多くの代表選手が不在のなかで、トップチームのトレーニングにも招集。現地メディアからも度々熱視線が注がれ、スペイン紙「AS」が選定したレアル下部組織「ベスト11」にフベニールBから唯一選ばれるなど、将来のトップチーム昇格にも期待が懸かる。

　そんな中井が、再びトップチームのトレーニングに招集されたようだ。自身の公式ツイッターとインスタグラムが更新され、「Learning from the best（最高のものから学ぶ）」と綴られた投稿にはベンゼマ、モドリッチ、アザールといったスター選手とともに練習に励む1枚の写真が添えられている。

　今回も練習要員としての参加となっているものの、昨年に続いてトップチームから”お呼び”がかかったことで、ファンからは期待の眼差しが向けられていた。

海外のレアル・マドリーのファンの反応をまとめました

レアル・マドリーユースのMF中井卓大が『NxGn』TOP50入りを果たした。

『NxGn』とは『Next Generation』の略であり、次代のスーパースターを紹介し、ランキング形式で紹介していく企画。全世界の『Goal』44エディションの意見をもとに、経験、潜在能力、総合能力の観点から、ティーンエイジャーたちをランク付けする。今年の参加資格は、2002年1月1日以降に生まれたプレーヤーで、1位にはバルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティが輝いた。-goal-

英紙ザ・ガーディアン電子版が8日、「ネクスト・ジェネレーション2020」と見出しを付け、2003年生まれの世界で最も才能のある若手60選手を発表した。その中のひとりにレアル・マドリードの下部組織でプレーするMF中井卓大（16）が選出されている。