第100回全国高校サッカー選手権大会決勝が10日に行われ、大津(熊本)と青森山田(青森)が対戦した。
今大会の決勝は、初の決勝進出で初優勝を目指す大津と、4大会連続の決勝進出を果たし、インターハイ、プレミアリーグ、選手権の“3冠”達成を狙う青森山田の対決となった。
立ち上がりから多くのセットプレーを獲得し、チャンスを作り出した青森山田は37分、CKから丸山大和が頭で叩き込み、青森山田が先制に成功した。さらに41分には田澤夢積のクロスに走り込んだ名須川真光が滑り込みながら合わせ追加点をマーク。青森山田の2点リードで前半を折り返した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない青森山田は後半開始早々、名須川に追加点のチャンスがあったものの、左足のシュートはGK佐藤瑠星が好セーブでピッチを防ぐ。
追いかける大津はその後、何度かセットプレーを獲得し、ゴール前まで迫ったものの、再びスコアを動かしたのは青森山田だった。55分にロングスローのこぼれ球から藤森颯太がゴール前へ頭で折り返すと、走り込んだ松木玖生が頭で叩き込み、リードを3点に広げた。さらに、78分には小野暉のクロスがDFに当たりながらゴール前へと上がると、渡邊星来が頭で合わせ追加点を挙げた。
試合はこのまま終了。最後まで大津にシュートを打たせなかった青森山田が3大会ぶり3度目の選手権制覇を成し遂げた。敗れた大津は熊本県勢初優勝を飾ることはできなかった。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/highschool/20220110/1607495.html今大会の決勝は、初の決勝進出で初優勝を目指す大津と、4大会連続の決勝進出を果たし、インターハイ、プレミアリーグ、選手権の“3冠”達成を狙う青森山田の対決となった。
立ち上がりから多くのセットプレーを獲得し、チャンスを作り出した青森山田は37分、CKから丸山大和が頭で叩き込み、青森山田が先制に成功した。さらに41分には田澤夢積のクロスに走り込んだ名須川真光が滑り込みながら合わせ追加点をマーク。青森山田の2点リードで前半を折り返した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない青森山田は後半開始早々、名須川に追加点のチャンスがあったものの、左足のシュートはGK佐藤瑠星が好セーブでピッチを防ぐ。
追いかける大津はその後、何度かセットプレーを獲得し、ゴール前まで迫ったものの、再びスコアを動かしたのは青森山田だった。55分にロングスローのこぼれ球から藤森颯太がゴール前へ頭で折り返すと、走り込んだ松木玖生が頭で叩き込み、リードを3点に広げた。さらに、78分には小野暉のクロスがDFに当たりながらゴール前へと上がると、渡邊星来が頭で合わせ追加点を挙げた。
試合はこのまま終了。最後まで大津にシュートを打たせなかった青森山田が3大会ぶり3度目の選手権制覇を成し遂げた。敗れた大津は熊本県勢初優勝を飾ることはできなかった。

【ハイライト動画(YOUTUBE)】
海外のファンの反応をまとめました
試合開始から
<日本在住記者>
◆青森山田のトレードマークの"パワープレイ"キックオフ 😮【動画(streamja)】 【mixture(動画)】
<インドネシア>
・プロクラブでこのやり方を実践してるクラブはある?
<インドネシア>
・リバプールもそのうちの一つで、ユベントスもそれでゴールを決めてる
<インドネシア>
・アメフトみたいだ、(PSVの)ロジャー・シュミット監督はこれが大好きだよ
<インドネシア>
・これは高校サッカーのチームだよね? 😮
静学の10番が、またも度肝を抜くゴールを決めた。
1月2日に開催された第100回全国高校サッカー選手権の3回戦で、優勝候補の一角に挙げられている静岡学園が、2回戦で大会初勝利を挙げた宮崎日大と対戦。前半9分に川谷凪が決めた先制点を皮切りに大量8ゴールを奪い、8₋0の圧勝を飾った。
とりわけ観衆がどよめいたのが、前半32分に決まった3点目だ。左サイド寄りのハーフウェイライン付近を過ぎた辺りでボールを受けたMF古川陽介が、得意のドリブルで2人を抜き去ると、最後は右足でシュートフェイントをかけてDFをかわし、左足でフィニッシュ。見事な一撃を突き刺してみせた。
卒業後はジュビロ磐田に入団する静学の10番は、初戦の徳島商戦でも、テクニカルなドリブルからワンツーを挟んで、最後は同じくシュートフェイントで相手の裏をかく圧巻のゴールを決めていた。
警戒されるなか、この日も十八番のドリブルで再三に渡って敵陣を切り裂き、前述の3人抜き弾に加えて、正確なクロスで2アシストをマーク。その実力を存分に発揮した。
卓越した打開力には、宮崎日大の選手たちも衝撃を受けたようだ。キャプテンのGK羽間友基は、「(宮崎)県大会にはいない、飛び抜けている。レベルの高さを感じました」とコメント。またチームメイトたちは、「止められへん、上手すぎる」と口々に言っていたという。
この古川を止められるチームはあるのか。4日に行なわれる準々決勝では、尚志、矢板中央という強豪を連破して意気上がる関東一と対戦する。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=1033761月2日に開催された第100回全国高校サッカー選手権の3回戦で、優勝候補の一角に挙げられている静岡学園が、2回戦で大会初勝利を挙げた宮崎日大と対戦。前半9分に川谷凪が決めた先制点を皮切りに大量8ゴールを奪い、8₋0の圧勝を飾った。
とりわけ観衆がどよめいたのが、前半32分に決まった3点目だ。左サイド寄りのハーフウェイライン付近を過ぎた辺りでボールを受けたMF古川陽介が、得意のドリブルで2人を抜き去ると、最後は右足でシュートフェイントをかけてDFをかわし、左足でフィニッシュ。見事な一撃を突き刺してみせた。
卒業後はジュビロ磐田に入団する静学の10番は、初戦の徳島商戦でも、テクニカルなドリブルからワンツーを挟んで、最後は同じくシュートフェイントで相手の裏をかく圧巻のゴールを決めていた。
警戒されるなか、この日も十八番のドリブルで再三に渡って敵陣を切り裂き、前述の3人抜き弾に加えて、正確なクロスで2アシストをマーク。その実力を存分に発揮した。
卓越した打開力には、宮崎日大の選手たちも衝撃を受けたようだ。キャプテンのGK羽間友基は、「(宮崎)県大会にはいない、飛び抜けている。レベルの高さを感じました」とコメント。またチームメイトたちは、「止められへん、上手すぎる」と口々に言っていたという。
この古川を止められるチームはあるのか。4日に行なわれる準々決勝では、尚志、矢板中央という強豪を連破して意気上がる関東一と対戦する。

【古川陽介のゴール動画(streamja)】 【mixture(動画)】 【twitter(動画)】
<トルコ>
・17歳古川陽介のもの凄いゴールだ
<トッテナムサポ>
・これは見事だった!
<オランダ>
・華麗な個人技だ!
<トルコ>
・めっちゃ上手い😊
<ブラジル>
・日本のメッシだ
<チェルシーサポ>
・やべぇ、彼は楽々と相手チーム全体をドリブルで抜き去った。あと相手が4人いても抜けそうだった。
三ツ沢球技場で生まれたトリッキーな一発が、遠く離れた欧州で絶賛されている。
12月29日に行なわれた全国高校サッカー選手権1回戦、高川学園(山口)vs星稜(石川)戦の前半8分だった。高川学園は右サイド深くで得たFKのチャンスで、温めてきた斬新な“仕掛け”を敢行する。
なんと敵エリア内で、5人の選手が手を繋いで円陣を組むと、楽しげに笑顔でグルグルと回転。まるで幼稚園で戯れるチビっ子のような動きを見せる。やがてボールが蹴り出される瞬間に5人は一斉に散らばって敵マーカーをかく乱し、それぞれがゴール前に猛進。そのうちのひとり、MF林晴己(3年)がドフリーヘッドを決め、先制に成功した。
試合はその後、互いに点を取り合う見応えある攻防戦に。高川学園はインターハイ4強の星稜を4-2で下し、2回戦へと駒を進めた。大晦日の2回戦では岡山学芸館(岡山)と対戦する。
やはり試合後のオンライン取材では、“グルグル円陣”への質問が相次いだ。後半にもゴールを決めてこの日2得点の林は、「セットプレーの練習をしているなかで、そういうアイデアが出て、山口県予選でもあの形で点を取っていた。自分たちにとってあれは強みだったので、決めることができて良かったです」と振り返った。
苦笑しながら選手たちを称えたのが江本孝監督だ。学校では副校長も務める37歳は、「セットプレーについては、私はよく分かりません(笑)。選手たちが、自分たちで考えてやっているので。いつも君たちが好きなことをやりなさい、と話していますね」とコメント。そして、「やっぱり攻撃、ないしは点を取るっていうのは、一番嬉しいこと。そのなかで、自分たちの考えを持って点を取れれば、すごく成長にも繋がると思います」と話し、目を細めた。
この高川学園の鮮やかな連携プレーに感銘を受けたのが、欧州のプロ分析官である。ノルウェー1部リーグの名門モルデで活躍する、パフォーマンスアナリストのエリック・ローリー氏だ。観客席から撮影された動画を添付し、ツイッター上で次のように率直なインプレッションを明かした。
「これをあえて分析しようとは思わないが、控えめに言っても面白いじゃないか! これを阻止することができるだろうか。もし初めて見たとすれば、マーカーを選択して割り当てるのはほぼ不可能だろう」
ツイートの返信欄には、ローリー氏の友人やフォロワーらからも称える声が寄せられ、防御策を論じたり、過去の類似した得点シーンを紹介したりと、ちょっとした盛り上がりを見せている。
星稜戦での“グルグル円陣”は一度きりで、さまざまなバリエーションでリスタートに臨んでいた高川学園。選手権本番に向けて練り込んできた必殺技を、あとどれだけ忍ばせているのか。これは2回戦でも要チェックだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a78df15d532e2816c4dfae391ecb85c5da64f8d12月29日に行なわれた全国高校サッカー選手権1回戦、高川学園(山口)vs星稜(石川)戦の前半8分だった。高川学園は右サイド深くで得たFKのチャンスで、温めてきた斬新な“仕掛け”を敢行する。
なんと敵エリア内で、5人の選手が手を繋いで円陣を組むと、楽しげに笑顔でグルグルと回転。まるで幼稚園で戯れるチビっ子のような動きを見せる。やがてボールが蹴り出される瞬間に5人は一斉に散らばって敵マーカーをかく乱し、それぞれがゴール前に猛進。そのうちのひとり、MF林晴己(3年)がドフリーヘッドを決め、先制に成功した。
試合はその後、互いに点を取り合う見応えある攻防戦に。高川学園はインターハイ4強の星稜を4-2で下し、2回戦へと駒を進めた。大晦日の2回戦では岡山学芸館(岡山)と対戦する。
やはり試合後のオンライン取材では、“グルグル円陣”への質問が相次いだ。後半にもゴールを決めてこの日2得点の林は、「セットプレーの練習をしているなかで、そういうアイデアが出て、山口県予選でもあの形で点を取っていた。自分たちにとってあれは強みだったので、決めることができて良かったです」と振り返った。
苦笑しながら選手たちを称えたのが江本孝監督だ。学校では副校長も務める37歳は、「セットプレーについては、私はよく分かりません(笑)。選手たちが、自分たちで考えてやっているので。いつも君たちが好きなことをやりなさい、と話していますね」とコメント。そして、「やっぱり攻撃、ないしは点を取るっていうのは、一番嬉しいこと。そのなかで、自分たちの考えを持って点を取れれば、すごく成長にも繋がると思います」と話し、目を細めた。
この高川学園の鮮やかな連携プレーに感銘を受けたのが、欧州のプロ分析官である。ノルウェー1部リーグの名門モルデで活躍する、パフォーマンスアナリストのエリック・ローリー氏だ。観客席から撮影された動画を添付し、ツイッター上で次のように率直なインプレッションを明かした。
「これをあえて分析しようとは思わないが、控えめに言っても面白いじゃないか! これを阻止することができるだろうか。もし初めて見たとすれば、マーカーを選択して割り当てるのはほぼ不可能だろう」
ツイートの返信欄には、ローリー氏の友人やフォロワーらからも称える声が寄せられ、防御策を論じたり、過去の類似した得点シーンを紹介したりと、ちょっとした盛り上がりを見せている。
星稜戦での“グルグル円陣”は一度きりで、さまざまなバリエーションでリスタートに臨んでいた高川学園。選手権本番に向けて練り込んできた必殺技を、あとどれだけ忍ばせているのか。これは2回戦でも要チェックだ。

【高川学園の“グルグル円陣ゴール動画(streamja)】 【mixture(動画)】 【twitter(動画)】
<101greatgoals>
・これはセンセーショナルだ! 😂
<スコットランド>
・めっちゃ笑った、面白すぎる 🤣🤣🤣🤣
<スコットランド>
・🤣🤣🤣🤣 私達もこれをやってみるべきかも 💙💙🤣🤣🤣🤣
<ユナイテッドサポ>
・俺らもこれをやってみたらセットプレーからゴールを決められるかも🤣
<インテルサポ>
・これはアニメのやつじゃん
<リーベルサポ>
・キャプテン翼でこれをやるチームを俺は見たことがあると思う

【松木玖生のプレー集(YOUTUBE)】
・U18日本代表のキャプテンを務めるミッドフィールダーがここ数日間リヨンでトライアルを受けている
・彼の経歴、名前を知っている?
・選手の情報がないんだ、名前でさえもね
・彼の名前は?
・キャプテン翼
・キャプテン翼の有名なブラジル人の代理人/コーチ、彼の実際の名前はジュニーニョ(・ペルナンブカーノ)、分かりやすいね
※ジュニーニョは現在リヨンのSD

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