◇欧州ネーションズリーグ ドイツ0-1ハンガリー(2022年9月23日)
欧州ネーションズリーグは23日、1次リーグ第5戦が行われ、最上位リーグAの3組でドイツがハンガリーに0―1で敗れた。昨夏就任のハンジ・フリック監督(57)は14戦目で初黒星を喫し、日本と対戦するW杯カタール大会(11月20日開幕)を控える中で、絶対エース不在の課題を改めて露呈した。
終了の笛に地元ファンから不満の口笛とどよめきが起きた。9勝4分けから14戦目で初黒星を喫したフリック監督は険しい表情で敵将と握手を交わした。
「心配はしていないよ。こういう試合は起こり得るもの。W杯で負けるより良かった」
冷静を装ったが、今大会は1試合を残して準決勝進出の可能性がなくなった。勝ち点1差の首位攻防戦に勝てば1位突破に王手がかかる状況。試合直前には地元テレビ局に「やらなければならない時にはやってくれると期待している。それは今日だ」と威勢が良かった。しかし、試合が始まるとコンパクトな陣形で堅守速攻に徹した格下相手に苦戦。前半17分にCKから隙を突かれて先制を許した。
「前半は全く何もなかった。パス回しはあまりに遅く、あまりに多くミスをした」と司令塔キミヒ。3バックに切り替えた後半は持ち直したものの、5バックで守る相手に絶対エース不在による決定力不足を露呈した。1トップのウェルナーは後半12分の好機を逃すなど不発に終わり、交代出場したハーバーツもゴールが遠かった。
今回の2試合を前に地元メディアでは新たなFW待望論が浮上。29歳で代表未招集ながら今季ブレーメンで5得点のフュルクルクらが候補となり、フリック監督自ら「前線の中央は選手層がそれほど厚くない」と認めていた。W杯開幕まで2カ月を切る中で優勝4回の強豪が揺れている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cce0915322561fb9ba1d97a78a59ed4f39dbc2d欧州ネーションズリーグは23日、1次リーグ第5戦が行われ、最上位リーグAの3組でドイツがハンガリーに0―1で敗れた。昨夏就任のハンジ・フリック監督(57)は14戦目で初黒星を喫し、日本と対戦するW杯カタール大会(11月20日開幕)を控える中で、絶対エース不在の課題を改めて露呈した。
終了の笛に地元ファンから不満の口笛とどよめきが起きた。9勝4分けから14戦目で初黒星を喫したフリック監督は険しい表情で敵将と握手を交わした。
「心配はしていないよ。こういう試合は起こり得るもの。W杯で負けるより良かった」
冷静を装ったが、今大会は1試合を残して準決勝進出の可能性がなくなった。勝ち点1差の首位攻防戦に勝てば1位突破に王手がかかる状況。試合直前には地元テレビ局に「やらなければならない時にはやってくれると期待している。それは今日だ」と威勢が良かった。しかし、試合が始まるとコンパクトな陣形で堅守速攻に徹した格下相手に苦戦。前半17分にCKから隙を突かれて先制を許した。
「前半は全く何もなかった。パス回しはあまりに遅く、あまりに多くミスをした」と司令塔キミヒ。3バックに切り替えた後半は持ち直したものの、5バックで守る相手に絶対エース不在による決定力不足を露呈した。1トップのウェルナーは後半12分の好機を逃すなど不発に終わり、交代出場したハーバーツもゴールが遠かった。
今回の2試合を前に地元メディアでは新たなFW待望論が浮上。29歳で代表未招集ながら今季ブレーメンで5得点のフュルクルクらが候補となり、フリック監督自ら「前線の中央は選手層がそれほど厚くない」と認めていた。W杯開幕まで2カ月を切る中で優勝4回の強豪が揺れている。

【試合のハイライト動画(YOUTUBE)】
<レアル・マドリーサポ>
・このドイツ代表は見ていてゾッとするわ、ワールドカップでドイツ代表が心配だ
<ドイツ>
・スペインには100%負ける(うちはどのスポーツでもいつも負ける)、コスタリカと日本には引き分けだな
<ドイツ>
・それでも俺はどうしても楽観的になってしまう、ドイツ代表は大丈夫だよ
・2018年ほどチームのバランスは悪くないが、それでもドイツはまだ気合の入った守備を崩すことができない。彼らがチャンスを作り、得点するためにはあまりにも多くのエネルギーと労力が必要になる。
日本とコスタリカは可能性があると思うだろう。ドイツはまたしてもワールドカップのグループステージで早々に「サプライズ敗退」する有力候補だわ。
ロシアサッカー連合(RFS)は、欧州サッカー連盟(UEFA)からの脱退とアジアサッカー連盟(AFC)への加盟を検討しているようだ。4日にドイツメディア『スカイ・ドイツ』が報じた。
ロシアのウクライナ侵攻開始以降、サッカー界ではロシアのチームを締め出す動きが加速。今年3月に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフでロシア代表は不戦敗となり、スパルタク・モスクワは今季のヨーロッパリーグ決勝トーナメントから追放されていた。
さらにUEFAは2日、ロシアに対する追加制裁を発表。2022-23シーズンの欧州クラブ大会、UEFAネーションズリーグ、女子EURO2022などに出場不可能となったほか、EURO2028とEURO2032の開催地に立候補する資格もはく奪された。
そんななか、RFSはUEFAからの脱退とAFCへの加盟を検討しているという。連盟を変更すればUEFAの措置は無効となるため、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、AFCが主催する国際大会には出場可能となる。ただ、ロシアのクラブにとって、ACLは欧州のチャンピオンズリーグほど金銭的な魅力はない。
『スカイ・ドイツ』によると、AFCにはUEFAよりも多くの親露派が存在する模様。それでも、大多数のメンバーが対露制裁を支持しているとのことで、加盟の動きに対する反発は必至だ。
なお、過去にはイスラエルやカザフスタンがAFCからUEFAへと転籍したことがある。また、オーストラリアは2005年にオセアニアサッカー連盟を脱退し、翌年1月にAFCへと加盟した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6655489666dbe1ba31caa7c31a6c8de8c2a8676ロシアのウクライナ侵攻開始以降、サッカー界ではロシアのチームを締め出す動きが加速。今年3月に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフでロシア代表は不戦敗となり、スパルタク・モスクワは今季のヨーロッパリーグ決勝トーナメントから追放されていた。
さらにUEFAは2日、ロシアに対する追加制裁を発表。2022-23シーズンの欧州クラブ大会、UEFAネーションズリーグ、女子EURO2022などに出場不可能となったほか、EURO2028とEURO2032の開催地に立候補する資格もはく奪された。
そんななか、RFSはUEFAからの脱退とAFCへの加盟を検討しているという。連盟を変更すればUEFAの措置は無効となるため、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、AFCが主催する国際大会には出場可能となる。ただ、ロシアのクラブにとって、ACLは欧州のチャンピオンズリーグほど金銭的な魅力はない。
『スカイ・ドイツ』によると、AFCにはUEFAよりも多くの親露派が存在する模様。それでも、大多数のメンバーが対露制裁を支持しているとのことで、加盟の動きに対する反発は必至だ。
なお、過去にはイスラエルやカザフスタンがAFCからUEFAへと転籍したことがある。また、オーストラリアは2005年にオセアニアサッカー連盟を脱退し、翌年1月にAFCへと加盟した。
ロシアのスポーツ委員会の副委員長であるドミトリー・ピログ氏が、ロシアの国営テレビ『Match TV』にてコメントしたと様々なメディアが報道。AFCへの移籍を検討するときが来たと語った。
「アジアサッカー連盟(AFC)への移籍の可能性を真剣に考える時期に来ていると思う」
近年はヨーロッパでも実績のある指揮官がアジアの各国で指揮することも増え、レベルが上がってきていると考えており、制裁が続くようならば移籍を考えるとしている。
一方で、ロシアサッカー連盟の元会長であるヴャチェスラフ・コロスコフ氏は、アジアへの移籍は死を意味すると語った。
「我々がアジアに行くのであれば、ヨーロッパに戻ることは決してないだろう」
「それは、ロシアのサッカーの死を意味する」
ロシアのスポーツ界を考えるピログ氏、サッカー界を知るコロスコフ氏と立場が違えば意見も変わるが、ロシアはどのような決断を下すのか。そしてAFCが受け入れるのかどうかは注目が集まる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d0f11457453375f4f8eae6c97daba1294453c9c「アジアサッカー連盟(AFC)への移籍の可能性を真剣に考える時期に来ていると思う」
近年はヨーロッパでも実績のある指揮官がアジアの各国で指揮することも増え、レベルが上がってきていると考えており、制裁が続くようならば移籍を考えるとしている。
一方で、ロシアサッカー連盟の元会長であるヴャチェスラフ・コロスコフ氏は、アジアへの移籍は死を意味すると語った。
「我々がアジアに行くのであれば、ヨーロッパに戻ることは決してないだろう」
「それは、ロシアのサッカーの死を意味する」
ロシアのスポーツ界を考えるピログ氏、サッカー界を知るコロスコフ氏と立場が違えば意見も変わるが、ロシアはどのような決断を下すのか。そしてAFCが受け入れるのかどうかは注目が集まる。

英語のサッカーのフォーラムなどから海外の反応をまとめました
<ドイツ>
・んじゃ、さいなら!!
<ドイツ>
・最高だ...明日と言わずに今日にしとけ....
<ドイツ>
・そこがロシアがいるべきところだ。ボールスポーツ・バグダッドやコルカタ・キッカーズとアジアチャンピオンズリーグで戦っておけ。
<ドイツ>
・フィジーや香港と対戦できるから、やっと大勝できるな...⚽️
<ドイツ>
・バイエルンも一緒に連れて行ってくれ!😁
ウクライナ1部の強豪ディナモ・キエフのミルチェア・ルチェスク監督(76)が、6月にカタールW杯欧州予選プレーオフが予定されているウクライナに無条件で本大会出場権を与えるよう主張した。
ウクライナは3月に欧州予選プレーオフ準決勝スコットランド戦が予定されていたがロシアによる侵攻を受けて6月に延期されている。
侵攻の終結が見えず6月に試合を行えるかも不透明な中で、ウクライナのプレーオフを免除して本大会への出場権を与えるよう求める声が高まっている。
スコットランド紙「デーリーレコード」は、欧州各国の強豪クラブやルーマニア代表などを率いた名将ルチェスク監督の見解を掲載。「ウクライナがプレーオフを経ずに直接W杯に進めるようにすることは、ウクライナにとって大きな後押しとなるだろう。それは正しいことであり、スポーツの意味でも、人々の士気の面でもウクライナを計り知れないほど助けることになる」と持論を展開。プレーオフ準決勝で対戦するスコットランドと、同決勝に上がった際に対戦するウェールズには出場を辞退するよう求めた。
ウクライナのプレーオフを免除してW杯出場を求める声は高まっており、数日前には英国のボリス・ジョンソン首相も「私にはいい考えのように聞こえる。ウクライナが経験したこと、ウクライナのサッカー選手が耐えなければならなかった不自由さを考えると、可能な限りの同情と手当が彼らのために与えられるべきだと確信している」と語っている。
一方で、W杯出場の可能性があるスコットランドとウェールズに戦わずして諦めろというのも酷な話で、こうした意見には反発の声も上がっている。ウクライナを巡る動きに注目が集まる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f010ef690cc64094c5a9860cee36f27cd04e108aウクライナは3月に欧州予選プレーオフ準決勝スコットランド戦が予定されていたがロシアによる侵攻を受けて6月に延期されている。
侵攻の終結が見えず6月に試合を行えるかも不透明な中で、ウクライナのプレーオフを免除して本大会への出場権を与えるよう求める声が高まっている。
スコットランド紙「デーリーレコード」は、欧州各国の強豪クラブやルーマニア代表などを率いた名将ルチェスク監督の見解を掲載。「ウクライナがプレーオフを経ずに直接W杯に進めるようにすることは、ウクライナにとって大きな後押しとなるだろう。それは正しいことであり、スポーツの意味でも、人々の士気の面でもウクライナを計り知れないほど助けることになる」と持論を展開。プレーオフ準決勝で対戦するスコットランドと、同決勝に上がった際に対戦するウェールズには出場を辞退するよう求めた。
ウクライナのプレーオフを免除してW杯出場を求める声は高まっており、数日前には英国のボリス・ジョンソン首相も「私にはいい考えのように聞こえる。ウクライナが経験したこと、ウクライナのサッカー選手が耐えなければならなかった不自由さを考えると、可能な限りの同情と手当が彼らのために与えられるべきだと確信している」と語っている。
一方で、W杯出場の可能性があるスコットランドとウェールズに戦わずして諦めろというのも酷な話で、こうした意見には反発の声も上がっている。ウクライナを巡る動きに注目が集まる。

コメント欄などから海外の反応をまとめました
※スコットランド人の反応です
・ないわー
・ふざけんな。なぜそんなことすべきなんだ!こんな馬鹿げた話は聞いたことがないわ!
・これは馬鹿げた考えだ
・彼は狂ってる
・🤣🤣🤣
・絶対に嫌だね。今、ウクライナで起きていることはおぞましいよ。でも、スポーツの全競技でウクライナを不戦勝させることはないから。悪いな。
スポーツ界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。
FIFAとUEFAはロシアチームを大会から除外する処分を科している。
ロシアの『Championat』によれば、RFU(ロシアサッカー連合)はすでに代替案を検討しているという。
現在の追放処分が永久的になった場合、ロシアはその広大な国土を利用して、AFC(アジアサッカー連盟)への加盟を申請しうるとのこと。
そうなれば、UEFA傘下から外れることになり、ロシア代表はアジアカップ、ロシアのクラブチームはAFCチャンピオンズリーグに出場することになりうる。そうなれば、日本代表やJリーグのチームと対戦することになるが…。
加入連盟を変更するケースはこれまでにもあった。かつてAFCに加盟していたイスラエル代表は、1964年のアジアカップで優勝するなどしたが、アラブ諸国からの反発を受け、AFCを離脱してUEFAに加盟している。
https://news.livedoor.com/article/detail/21910856/FIFAとUEFAはロシアチームを大会から除外する処分を科している。
ロシアの『Championat』によれば、RFU(ロシアサッカー連合)はすでに代替案を検討しているという。
現在の追放処分が永久的になった場合、ロシアはその広大な国土を利用して、AFC(アジアサッカー連盟)への加盟を申請しうるとのこと。
そうなれば、UEFA傘下から外れることになり、ロシア代表はアジアカップ、ロシアのクラブチームはAFCチャンピオンズリーグに出場することになりうる。そうなれば、日本代表やJリーグのチームと対戦することになるが…。
加入連盟を変更するケースはこれまでにもあった。かつてAFCに加盟していたイスラエル代表は、1964年のアジアカップで優勝するなどしたが、アラブ諸国からの反発を受け、AFCを離脱してUEFAに加盟している。

・これは凄いことだ...
<アメリカ>
・事態がますます複雑になってきた
・事実なら大変だ
イスラエル(AFC→オセアニア→UEFA)
オーストラリアと北マリアナ諸島(オセアニア→AFC)
カザフスタン(アジア→UEFA)もよく似た行動を起こした
・ワオ、イスラエルは昔オセアニアにいたのか?
イスラエル=アラブ紛争(パレスチナ問題及び中東戦争等)により周辺アラブ諸国との関係が悪化し、アラブ諸国(ほかにインドネシアや北朝鮮や中国)を中心としたボイコット(対戦拒否、大会参加拒否)が激化していった。それにより、AFCに所属しながらも1972年よりAFCアジアカップへの出場を辞退せざるを得なくなった。1973年10月6日に第四次中東戦争が起こると、もはや対戦不可能な状態に陥った。そして、1974年9月14日、テヘランアジア大会の開催期間中にイランの首都テヘランで開催されたAFC総会で除名された。なお、このテヘランアジア大会サッカー競技でイスラエルは決勝でイランと対戦しており、0-1で敗れた。この試合がAFCとしての最後の試合となった。AFC除名以降は、地域連盟未所属のまま活動することになった。
FIFAワールドカップ予選においては1970年、1974年、1978年にはアジア・オセアニア枠へと組み込まれたものの、1950年、1954年、1966年、1982年にはヨーロッパ枠に組み込まれ、その後、オセアニアサッカー連盟(OFC)の暫定メンバーとして、1986年、1990年はオセアニア予選に参加し、遠方への遠征を強いられることとなった。このためイスラエルサッカー協会は欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟を希望しており、1992年にこれが認められた。-wiki-
FIFAワールドカップ予選においては1970年、1974年、1978年にはアジア・オセアニア枠へと組み込まれたものの、1950年、1954年、1966年、1982年にはヨーロッパ枠に組み込まれ、その後、オセアニアサッカー連盟(OFC)の暫定メンバーとして、1986年、1990年はオセアニア予選に参加し、遠方への遠征を強いられることとなった。このためイスラエルサッカー協会は欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟を希望しており、1992年にこれが認められた。-wiki-
ロシアのウクライナ侵攻による被害は、日に日に深刻さを増している。先月24日にウラジミール・プーチン大統領が特別軍事活動を承認し、軍事作戦が本格化。以来、民間人を含む犠牲者は増え続けるばかりだ。
「政治とは切り離すべき」と言われるスポーツ界にも、多大なる影響が出ている。各界でロシアと彼らを支援するベラルーシを排除する動きが加速。今月1日にサッカー界ではFIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)が、早々に国際大会からの締め出しを決定した。
FIFAとUEFAが率先し、軍事行為に及んだ大国へ断固たる決意を示した。だが、サッカー界には、ウクライナだけではない深刻な国際情勢を憂う選手もいる。スペイン代表DFのエクトル・ベジェリンだ。
昨夏にアーセナルからベティスに移籍し、今シーズンも精力的にプレーを続けている27歳は、スペインのYouTubeチャンネル『La Media Inglesa』のインタビューで「この戦争に、みんながどんな関心を持っているかを見ると、かなり厳しい声が上がっているようだ。だけど、まったく気にされてもいない他の戦争があることを忘れてはいけない」と語った。
「経済的、あるいは難民の状況によって、各国で影響があるからなのかどうかはわからない。だけど、パレスチナでの戦争については沈黙している。誰もそれについて話そうとすらしない。パレスチナ、イエメン、イラクでも戦争が日々起こっているのにね。いま、僕らはロシアだけをワールドカップでプレーするかどうかを断じている。だけど、彼ら(ロシア)がやっていることは、他の国々も長年やってきたことなんだ」
さらに「他の戦争に目を瞑って(ロシアだけを)批判する立場にあるなら、人種差別主義者だよ」とキッパリと言い放ったベジェリンは、こう続けた。
「そういう考えは、多くの戦争によって、失われた命の数に対する共感の欠如だ。結局、僕らは自分たちの近くにいる人々を優先しているんだよ」
世界各国へ目を向けるべきだと訴えたベジェリン。彼の声は、サッカー界にどう響くだろうか。
https://news.livedoor.com/article/detail/21892804/「政治とは切り離すべき」と言われるスポーツ界にも、多大なる影響が出ている。各界でロシアと彼らを支援するベラルーシを排除する動きが加速。今月1日にサッカー界ではFIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)が、早々に国際大会からの締め出しを決定した。
FIFAとUEFAが率先し、軍事行為に及んだ大国へ断固たる決意を示した。だが、サッカー界には、ウクライナだけではない深刻な国際情勢を憂う選手もいる。スペイン代表DFのエクトル・ベジェリンだ。
昨夏にアーセナルからベティスに移籍し、今シーズンも精力的にプレーを続けている27歳は、スペインのYouTubeチャンネル『La Media Inglesa』のインタビューで「この戦争に、みんながどんな関心を持っているかを見ると、かなり厳しい声が上がっているようだ。だけど、まったく気にされてもいない他の戦争があることを忘れてはいけない」と語った。
「経済的、あるいは難民の状況によって、各国で影響があるからなのかどうかはわからない。だけど、パレスチナでの戦争については沈黙している。誰もそれについて話そうとすらしない。パレスチナ、イエメン、イラクでも戦争が日々起こっているのにね。いま、僕らはロシアだけをワールドカップでプレーするかどうかを断じている。だけど、彼ら(ロシア)がやっていることは、他の国々も長年やってきたことなんだ」
さらに「他の戦争に目を瞑って(ロシアだけを)批判する立場にあるなら、人種差別主義者だよ」とキッパリと言い放ったベジェリンは、こう続けた。
「そういう考えは、多くの戦争によって、失われた命の数に対する共感の欠如だ。結局、僕らは自分たちの近くにいる人々を優先しているんだよ」
世界各国へ目を向けるべきだと訴えたベジェリン。彼の声は、サッカー界にどう響くだろうか。

<イギリス>
・よく言った、エクトル(・ベジェリン)!
<イギリス>
・100%正しいわ、エクトル
<イギリス>
・本当に正論だ。これは俺がこの15年間言い続けてることだ。ダブルスタンダードなんだよ。カシミール、イエメン、シリア、イラク、パレスチナはどうなんだ?これも重要だろ。
<イギリス>
・欧州で行われてる戦争なんだ。これが他よりもずっと注目されている理由だ、エクトル(・ベジェリン)。
<ロンドン>
・軍事行動による一般市民の巻き添え被害と意図的に一般市民を狙うのには違いがある。だから反応も違うんだ。