セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世が、新天地で初ゴールをマークした。

　今夏、鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュに完全移籍で加入した上田。自身初の海外挑戦にプレシーズンでアピールをしている段階だ。そんな上田は、16日に行われた親善試合のデンデル戦(ベルギー3部)に先発出場。豪快なミドルシュートを叩き込んでいる。

　1点リードで迎えた前半23分、ペナルティーエリア手前でボールを受けた上田は、ワンフェイクを入れて相手を交わすと、そのまま右足を振り抜く。強烈なシュートはゴール左隅に突き刺さり、得意の形から加入後初ゴールを記録。相手GKはコースを突いたシュートに一歩も動くことができなかった。

　今月22日に開幕するベルギーリーグに向け、好アピールとなった上田。セルクル・ブルージュは24日にウェスターロとの開幕戦を迎える。

サークル・ブルージュのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

ブライトンに加入した日本代表MF三笘薫が新天地デビューで即ゴール。16日の親善試合エストリル戦でベンチスタートとなった三笘は、後半開始から初出場。後半20分には加入後初ゴールを挙げた。

　三笘は川崎フロンターレから2021年夏に海外挑戦。プレミアリーグのブライトンへの完全移籍が決まったが、昨季の段階ではA代表経験がなかったことでイギリスの労働許可証が発給されずに、ローン移籍でベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに加入していた。

　サンジロワーズで公式戦29試合で8ゴール4アシストを記録すると、A代表でも7試合4ゴール2アシストと活躍を残す。その結果、今季からブライトンでのプレーが決定した。

　試合はブライトンが前半を2-1で折り返す。ベンチスタートの三笘は後半開始から途中出場すると、左ウイングバックでプレー。後半20分には右サイドからのグラウンダーのクロスをワンタッチで合わせ、加入後初ゴールとなるチーム3点目を挙げた。

　ブライトンはさらにダメ押しのゴールを決め、4-1でエストリルを破っている。

　イングランド・プレミアリーグは8月5日に開幕。ブライトンは同月7日の開幕節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

ブライトンのフォーラムなどから海外の反応をまとめました